中国人の95%が「月面有人着陸は 本より中国が先」 探査衛星打ち上 で自信高揚 

 【北京=矢板明夫】中国は1日の 慶節(建国記念日)に合わせ、月探 衛星「嫦娥2号」を打ち上げたが、 これにより自国の宇宙開発技術に対 る中国人の自信がおおいに高揚した うだ。インターネットを通じたアン ケート調査によれば、約95%の中 人が「中国の有人宇宙船は日本より に月面着陸できる」と考えているこ とが明らかになった。

 調査を実施したのは、中国共産党 関紙、人民日報傘下の国際情報紙、 球時報が運営するウェブサイト、環 球ネット。

 調査は打ち上げ当日の1日午後か 始まり、4日未明までに約1万7千 から回答が寄せられた。そのうち、 中国の有人宇宙船は日本より先に月 着陸すると考えている人は約1万6 00人にものぼった。

 アンケートの設問で、宇宙開発の 争相手として、最先端の技術を持つ 国ではなく、日本が選ばれたのは、 9月7日に尖閣諸島付近で起きた中 漁船衝突事件以降、中国国民の間で 本へのライバル意識が高まったため とみられる。

 中国の有人宇宙船が日本より先に 面着陸する理由としては「中国の宇 開発技術はすでに世界のトップレベ ル」「日本の技術は米国からもらっ いるので、いつも最先端なものでは い」など、いささか首をかしげざる を得ないような主張も少なくない。

 その一方で、「今の日本は確かに 術面で優れているが、中国には発展 勢いがあるので必ず追い越せる」「 これからは日本と軍備競争が始まる で負けるわけいかない」といった“ 静”な意見もある。

Nguồn : http://sankei.jp.msn.com