内閣府は29日、昨年実施した少年 行に関する世論調査の結果を公表し 。「問題だと思う少年非行」につい て、53%(複数回答可)の人が「 じめ」と答え、前回(05年)調査 比べ20.1ポイントも増えた。

 調査は昨年11月25日~12月 日、無作為抽出した20歳以上の3 00人を対象に面接で行い、188 6人(62.9%)から有効回答を た。「広く社会的にみて問題だと思 少年非行」については、14の選択 肢(複数回答可)の中から53%の が「いじめ」を選び、最多だった。

 「どのような社会環境が問題か」 の問いでは12の選択肢(同)から 携帯電話やインターネットの普及に より、簡単に見知らぬ者と出会える 境にある」を選んだ人が最多で、6 .4%に達した。

 一方、「非行防止のために特に大 な役割を果たすのは」については、 家庭」と答えた人が76.4%と最 も多く、「地域社会」12.9%、 警察などの行政組織」5.2%と続 た。「学校」は3.7%にとどまっ た。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110130k0000m040041000c.html