外国人対象に就労準備研修 神戸で 内初

派遣会社などから解雇され、求職中 外国人を対象にした「就労準備研修 が4日、神戸・三宮の神戸国際協力 交流センターで始まった。厚生労働 の事業で、兵庫県内では初。約2カ 間にわたり、日本語の会話力など、 仕事に必要な技術や知識の習得に励 。
 近年、不況による非正規労働者の 雇などが相次ぐ中、工場などで働く 国人が失業する例が急増。語学力不 足などで再就職が厳しいため、厚労 が昨年度から全国各地で同研修を始 た。
 今回の研修は、委託を受けた日本 際協力センターと神戸国際協力交流 ンターが開く。ブラジルやペルーな どの国籍を持つ17~49歳の男女 人が受講。12月上旬まで、日本語 雇用慣行、面接での対応法などを学 ぶ。
 この日の開講式には6人が出席。 月に工場での職を失ったボリビア出 のカルロス・ユクラ・ディアスさん (48)=神戸市兵庫区=は「こう う機会が得られてうれしい。仕事に けるよう頑張りたい」と話していた 。
 11日まで受講希望者を受け付け いる。日本国際協力センター関西支 TEL078・262・0501

http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0003507014.shtml